「新年のご挨拶!」
悲喜こもごもの旧年が終わり、新しい年が明けました。
皆様におかれましては、どのような新年をお迎えになられたでしょうか?
そして、旧年をリセットした後の一年の計は、どのようなものでしょうか?
久しぶりの独り言です。お読みいただけると嬉しく思います。
『世の中には、楽しみながら生きる人と、苦しみながら生きる人がいる』
その違いは、只々、自分が自分をどういう人間だと思っているかに起因しているのです。
今の自分が大好き。今の自分でOKと思っているか。
今の自分は嫌い。もっと頑張らなくてはダメだと思っているか。
楽に幸せになっていい人間なんだと思うか。
簡単には幸せになってはいけない人間なんだと思うか。等々。
この違いを生じさせるのは子供の頃に周りの大人達に、もっと努力しなくちゃ、もっと
頑張らなくてはダメだとダメ出しをされ続け、そのままの自分ではダメだと刷り込まれた
自責の念のなせる業なのでしょう。この自責の念の強弱が、違いを生じさせるのです。
この人生の癌である自責の念を治療する一番の方法は、どんな些細な事でも、とにかく自
分をねぎらい褒めてやる事です。スゴイことではなく、なるべく些細な事を褒める。
失敗したけどチャレンジした自分は凄いなあとか、寝坊したけど休まないで出社した自分
は偉いなあとか。出来るだけハードルを下げてブザマでダメな自分をねぎらい褒め続ける
のです。これを繰り返し習慣化していって、いつのまにかそのままの自分で生きて行って
もいいんだという思いが、芽生えて来たらしめたものです。
人の評価を気にしないで、自分の出来る範囲で十分と楽しみながら生きるか。
評価を気にして自分の出来る範囲を超えて、必死に努力して苦しみながら生きるか。
それはまるで昨年話題になった、人の評価なんか全然気にしないで、自分の出来る範囲で
自分のしたい事をして楽しんでいるスーパーボランティアの尾畠さんであったり、
株主の評価を気にして有価証券報告書の虚偽記載の疑いをかけられている、日産のカルロ
ス・ゴーン元会長の生き方であったりですね。
あなたは自分をどういう人間だと思っていますか?
そして、どんな人生を送りたいと思っていますか?
新年が皆様にとりまして、楽しく幸せな一年でありますよう心からお祈りしております。
平成31年 元旦
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