「今期(平成22年10月より平成23年9月)は順調に始動し、過去最高の売上高を記録するかと思われましたが、3月の大震災により一転して2ヶ月間、雀の涙ほどの仕事量しか確保出来ず、従業員に給料も支給出来ない状況に陥りましたが、6月より徐々に仕事量も増し9月の決算期には黒字に転じ、従業員に決算賞与を出せるほどに回復をいたしました。
しかし、それとは反対に人材育成の難しさに直面いたしました。右腕と思っていた従業員はあっけなく退職し、高齢化に伴う生産能力の低下、受注は増える一方で生産は追い付かない状態が現在も続いております。しかし、悩んでいても何も始まらないので、現状をどう対処したらよいかを考え焦らず高望みせず、ゆっくり一歩一歩足元を固めていこうと思います。
まずは、従業員の意思の確認を行い、会社と共に歩むという回答を頂きましたので、今後は頑張ってくれている若い力を生産力アップへ導くために努力していく所存です。
先生と話して自分に自信を持ち生きていくことは従業員も自信を持って仕事が出来る環境作りに一歩ずつ駒を進める事だと確信いたしました。
水前寺清子の『三六五歩のマーチ』のように一歩一歩頑張っていこうと思います。
今期もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 」
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